退職後の手続き(国保・年金・失業給付)

この度、会社を退職したのでその際の役所関係やハローワークでの手続きについてお話したいと思います。

※今回お話するのは転職先が決まってない場合の話ですので予めご了承下さい。

 

退職後にまず第一にしなければならないのは、国民健康保険への切り替え、国民年金への切り替えです。

 

国民健康保険への切り替え

※必ず離職後14日以内の手続きが必要です!!

場所:居住地の区役所

持参物:「健康保険資格喪失証明書」、マイナンバーカード、本人確認書類

※上記書類は退職後数日で離職票よりも早く届きました。

保険証は社保と違ってその場で発行してもらえます。

 

★軽減手続きについて

失業の場合、離職理由によっては保険料の減免ができる場合があります。

(対象者本人の給与所得を30%に減額して所得を計算し直し、保険料に反映)

因みに僕は以前にも利用したことがありますが大体16000円ほどの保険料が4500円程度まで減額されました。(所得による)

対象者:雇用保険受給資格者証が発行され、離職理由が以下に該当する方

 ♦特定受給資格者「11」「12」「21」「22」「31」「32」

 ♦特定理由離職者「23」「33」「34」

対象期間:離職日の翌日から翌年度末まで

持参物:雇用保険受給資格者証、国民健康保険

※僕自身、何度も役所に足を運ぶのが面倒だったので(年金ついでに)離職票で手続きができないか一応電話で確認してみましたが残念ながら雇用保険受給資格者証以外では受付ができないそうです。この書類をハローワークで交付してもらえるのが少し先なので若干期間が空くことになります。

 

国民年金の手続き

場所:居住地の区役所

持参物:年金手帳、身分証明書

 

★特例免除について

退職した場合は特例免除が適用。

本来は前年の所得から保険料が計算されますが、前年度の収入を0円として保険料を全額免除してもらえる制度です。

手続きは非常に簡単で長く見積もって10分程度でサクッと終わります。

離職票雇用保険被保険者証などの離職が確認ができる書類(役所の方がコピーとってくれるので原本でOK。僕は持参したコピーのコピーを取られましたがw)と年金手帳、身分証明書をもって窓口へ行き、免除申請書類に名前住所などの基本情報を記載するだけで手続き終了です。

 

ハローワークでの手続き

離職票が大体2種間程度で届くため、届き次第ハローワークへ失業給付の手続きへ行くことになります。

管轄のハローワークで求職登録をしたのち、離職票を提出します。

※紹介状の発行や職業相談は管轄外のハローワークでもできますが、失業給付の手続きは管轄のハローワーク以外ではできないため注意が必要です。

持参物:離職票1.2、マイナンバーカード、印鑑、写真2枚(縦3×横2.5)、預金通帳又はキャッシュカード

※写真のサイズが中途半端で僕が普段愛用している履歴書カメラにはありませんでした。免許証の3×2.4でも正直誤差の範囲内では?とは思いましたがw

僕は証明写真の犯罪者みたいな顔に数百円払うのが非常~に癪なのでこれを利用しました。

アプリで写真を撮るか予め自撮りして保存した写真を雇用保険受給資格者証用のサイズで保存し、セブンで印刷すれば数十円で済みます。笑

何より絶対にスピード写真より絶対にマシな顔です!!!!(声を大にして言いたい)

 

上記書類を準備し、手続きします。そこで受給資格があるか(基本的には雇用保険加入が1年以上が受給資格ですが契約切りなどの特定理由離職者や特定受給資格者は半年以上あればOK)などを確認され、今後の流れを説明され終了です。

呼ばれた後はさほど時間はかかりませんが呼ばれるまでが非常に長いので時間に余裕をもっていかれることをお勧めします。(混雑具合によっては1時間以上かかる場合も)

本来であればこの後、説明会に参加し、その際に雇用保険受給資格者証を受け取るという流れですが今はコロナのため中止で次回は認定日に来るように言われました。

 

が、僕は職業訓練に通うことにしたのでカット。

職業訓練に通う事自体が就職活動ということで授業にきちんと出席していれば訓練校がまとめてハローワークへ報告してくれるため、毎月認定日にハローワークへ行く必要がなくなります。)

 

♦僕は契約満了で特定理由離職者なので元々3か月の給付制限がありませんが自己都合退職など給付制限付の場合でも制限が前倒しされ、訓練通い始めた時点で給付がスタートしたり(但し、会社の給料と同じで月末締めの翌月払いのため失業給付とは支給日が異なります。)通所手当、受講手当(最大40日間で1日500円支給)がついたりなどメリットは結構あると思います。何より、大原などの専門学校に通い、自分が学びたい分野を無料(別途、教科書代7000円程度のみ必要 ※コースによる)で勉強できる事が最大のメリットだと思っています。ただ、職務経歴書に必然的に3-6か月の空白期間ができるためそのあたりをしっかり吟味した上でじっくり慎重に考える事をお勧めします。

僕は未経験から人事労務への転職、将来的には社労士の資格取得を目指しているので、社会保険に関して学べるコースの受講を決めました。個人的には、将来のビジョンがある程度決まっていて、学びたいコースがあるなら、面接で空白期間を聞かれた際に相手が納得する正統な理由が言えるのであれば訓練に通うという選択もありではないかなと思います。(あくまで持論です。)

 

因みに住居確保給付金は通常は3カ月間ですが、職業訓練に通う場合、訓練終了まで給付を延長していただけるようです。(最長9カ月)